大人の黄ニキビの治し方
大人の黄ニキビの治し方
デリケートな大人ニキビの世代の肌では膿んでしまった黄ニキビはなかなか治らないですよね。
黄ニキビを作らない、できてしまった黄ニキビを早く治すために黄ニキビができる原因とケア方法をご紹介します。
■目次
黄ニキビができる3つの原因
黄ニキビは別名【膿疱(のうほう)】【化膿ニキビ】とも呼ばれています。
赤ニキビの炎症部分に膿が溜まってしまった状態が黄ニキビとなります。
アクネ菌だけではなく黄色ブドウ球菌もニキビに入り込んで増殖している状態です。
化膿するほど強い炎症が起きてしまっているので跡が残る可能性が非常に高いです。
ひどい場合にはクレーターができてしまう可能性もあります。
どの種類のニキビでも共通の原因なのが毛穴詰まりです。
ターンオーバーの乱れや角栓の肥大化、乾燥、メイク等の汚れなどから毛穴が詰まりニキビの原因となります。
②皮脂
皮脂はアクネ菌のエサとなります。
もともと皮脂は肌を守るために必要なものですが、ストレスやホルモンバランスの乱れ、食生活の乱れから皮脂が出すぎてしまいニキビの原因となります。
③細菌
黄ニキビになるとアクネ菌も増殖している状態ですが、黄色ブドウ菌という細菌も発生し炎症が拡大してしまいます。
黄色ブドウ菌と白血球が戦い、その死骸がたまり黄ニキビの膿の部分になるのです。
黄ニキビの3つの治し方
膿んでしまっている黄ニキビですが、膿んでいる分炎症もひどく安易に潰してしまうと跡が残ってしまうこともあります。
できるだけ跡が残らないように適切なケア方法を覚えておきましょう。
①炎症を抑える
黄ニキビは炎症を起こして膿が出ている状態です。
まずは炎症を抑えることが大切です。
抗生物質の入っている市販薬を使用すると良いでしょう。
【テラ・コートリル】【フルコートf】など使用をおすすめします。
上記の市販薬は炎症を起こしているニキビの治療に即効性がある反面、ステロイドが含まれているので長期利用は控えたほうがよいでしょう。
②膿を出す
基本的にニキビを潰すと言うのは跡が残りやすくなってしまうのでおすすめはしていません。
痛みがなく、炎症や赤みがない黄ニキビに関しては膿を出してしまった方が治りが早いです。
潰す場合も幹部を清潔にし、専用の器具でおこなうようにしましょう。
③皮膚科を受診する
自宅でのケアをしても治らない、たくさんの黄ニキビができているという場合は皮膚科で専門的な治療を受けることをおすすめします。
ニキビを直接治療したり、ホルモンバランスを整える治療をしたり医師と相談しながら適切な処置を受けましょう。
黄ニキビを作らないためにはどうすればいいの?
黄ニキビを作らないようにするには、まずニキビを作らないこと、できてしまったニキビを悪化させないことが大切です。
丁寧なスキンケアを心がけ、食生活や生活習慣を改善しましょう。
また、免疫力が上がることでニキビが悪化しづらくなります。
大人の黄ニキビの治し方まとめ
赤ニキビが悪化してできる黄ニキビの原因と治し方を紹介させていただきました。
できてしまった黄ニキビは炎症を抑えることを最優先ですが、その前にニキビを作らない、悪化させないことが大切です。
大人ニキビは乾燥や睡眠不足、ストレスなどから出来ることもあります。
きちんとしたケアをするとともに生活改善も行いましょう。